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イッティージャパン株式会社

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事業責任者のコラム(R2.11)11月テーマ「お客様」

2020.11.02

朝礼 (R2.11)

日本の代表的な企業の1つとしてトヨタ自動車があります。

トヨタの製造業としての強みとして 'カイゼン' や 'かんばん方式' という言葉を思い浮かべる方もおられるかもしれません。

そんなトヨタには、'前工程は「神様」、後工程は「お客様」' という言葉があるそうです。

これは、前工程の部品などを供給してくれる取引先は自分たちのモノづくりにはなくてはならない「神様」であり、

自分たちの仕事を引き受けてくれる後工程の人たちは全員「お客様」だと思って接しようという意味です。



このように考えることで、常にお客様のために何ができるかを意識して自分の仕事に+αの付加価値を考えることになります。

自分の役割を果たすこと、納期を守ったり正確・十分な情報を伝えたりすることは当然として、

お客様である後工程の人の困りごとを考えたり聞いたり、後工程の業務を学んだりする必要もでてきます。

行き違いや誤解がなくお互いに理解し合うためには、相手の人柄や知識経験、

その時の状況を踏まえた言葉遣いや説明も必要です。 

それらの考え方と行動が自分の仕事・やり方から幅を広げることとなり自分の成長、企業の成長に繋がっていきます。



この考えは製造だけではなく開発や事務等の業務も同じです。そのあとに影響を受ける部署・業務を意識することで

工場にて作りやすい製品の開発だったり迅速で効率的な事務処理に繋がったりします。

こうして全ての従業員が、'後工程はお客様' と考えられるから、トヨタには「お客様からお金をいただいている」ことを

意識して、「すべてはお客様のため」という顧客志向が浸透しているのだと思います。



11月はこの「お客様」をテーマに事業運営したいと思います。

ここでのお客様は通っていただいている会員だけではなく次の人・受け取る人全てです。

私たちが運営する子ども英会話教室ペッピーキッズクラブでも多くの部署と取引先がそれぞれの役割を果たすことで

会員にレッスンや英会話習得の機会を提供しています。

支社や講師への発信、本部や関係部署への業務・依頼において、これまで以上に受け取る部署や人を

お客様と意識してほしいと思います。

常に自分に可能な+αの付加価値を考えて行動することが顧客志向として講師たちも含めた私たち1人1人に浸透し、

各個人と組織の成長に繋げたいと思います。