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事業責任者のコラム (R3.9) サンタクロースの使命

2021.09.27

昔から、'暑さ寒さも彼岸まで' と言います。最近になり朝晩に冷え込む日が多くなってきました。

寒くなったり日が短くなったりすると外に出るのが億劫に感じるときもありますが、

ハロウィンやクリスマスといったイベントも活用して是非楽しく過ごしたいと思います。



ピーター・ドラッカー氏は世界的に著名な経営学者として知られています。

そのドラッカー氏の様々な考えの中にサンタクロースが出てきますので紹介したいと思います。

さてサンタクロースの仕事は何でしょうか。シンプルに考えるとプレゼントを配るという配達といえるかもしれません。

しかも、寒い季節に・トナカイに乗って・屋根の上の煙突から入って・子どもに気づかれないように置かなくてはなりません。

更に一晩に沢山のプレゼントを配らなくてはなりません。とても大変な配達です。



ドラッカー氏は、'使命は我々に仕事の価値とエネルギーを与えてくれる。'と言っています。

使命とは企業であれば、'私たちは何の為に仕事をしているか'、ということです。

サンタクロースは何の為にプレゼントを配っているのでしょうか。

使命をもっていないサンタクロースはこの大変なプレゼントの配達に愚痴や不満が出るかもしれません。

一方使命をもっているサンタクロースはどうでしょうか。'子ども達に夢を与える'・'子ども達の笑顔を見たい。' 

そう考えると、ただ配るだけではなく、よりよい配達方法を考えたり、ワクワク楽しく感じたり、

一睡もせず大きな仕事を終えても心地よい疲れと感じたりするでしょう。

私たちはどちらのサンタクロースになりたいでしょうか。どちらのサンタクロースに配達してもらいたいでしょうか。



私たちも子ども英会話事業を運営しています。会員の子ども達に英会話レッスンを提供すると共に

家庭での学習を促しています。1人1人が一所懸命にそれぞれの仕事に取組んでいます。

同時にサンタクロースのような使命という点はまだまだ見直す余地があるかもしれません。

私たち1人1人が使命について考えをまとめたり言葉にしたり発信・共有することで

私たちの仕事の価値とエネルギーが高まります。

私たちの事業理念である、自らの考えをもつと共に多様な価値観を尊重し社会に貢献できる、

'真の国際人の育成' に向けて、私たちが取り組むべきことはまだまだ沢山ありそうです。