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事業責任者のコラム(R4.7) 未来人材ビジョン

2022.07.26

全国各地で新型コロナの感染拡大に苦労されていると思います。

電力需要の切迫による節電と熱中症対策としての適切なエアコン使用だけでなく換気等の感染対策も講じなければならず、

両立が難しい対応を迫られています。優先順位を付けて、私たちの子ども英会話教室事業も私たち自身の生活も

この難しい状況を乗り越えたいと思います。



現在私たちは変化が大きく将来の予測が難しい社会を迎えています。

今後も様々な変化が見込まれる中でこれからの子ども達に求められるのはどの様な資質でしょうか。

経済産業省が '未来人材ビジョン' というレポートをまとめています。

その中で各業種のグローバル競争を戦う大企業の社長や役員から、「これから求められる人材像」を聞き取りしました。

その結果、次の社会を形づくる若い世代に対しては、「常識や前提にとらわれず ゼロからイチを生み出す能力」

「夢中を手放さず一つのことを掘り下げていく姿勢」「グローバルな社会課題を解決する意欲」

「多様性を受容し他者と協働する能力」といった、根源的な意識・行動面に至る能力や姿勢が求められるとしました。

また56項目から成る人の能力の中から、現在は「注意深さ・ミスがないこと」「責任感・まじめさ」が重視されているが、

2050年に向けた将来は「問題発見力」「的確な予測」「革新性」が一層求められるとしています。



その他に、求められる新たな未来を牽引する人材は、好きなことにのめり込んで豊かな発想や専門性を身に付け、

多様な他者と協働しながら、新たな価値やビジョンを創造し、社会課題や生活課題に「新しい解」を生み出せる人材であり、

そうした人材は、「育てられる」のではなく、ある一定の環境の中で「自ら育つ」という視点が重要となる、

とも記載されています。



このレポートを一通り見て私が感じたのは、将来の子ども達だけではなく、現在の私たち一人一人にも

「問題発見力」「的確な予測」「革新性」が求められているという点です。日本は海外から高度人材を招く魅力度に劣り、

社外学習や自己啓発を行う人が諸外国に比べて断トツに少ないとも指摘されています。

多くの子ども達に英会話を学び真の国際人へと育つ環境を提供している立場として、

私も私たち大人も子ども達に負けずに学んで自ら育ちたいと思います。