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イッティージャパン株式会社

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事業責任者のコラム(R4.9) 10,000時間の法則

2022.09.13

最近は日も短くなり少しずつ季節の変わり目を感じる時期になりました。

毎年8月下旬~9月上旬は災害への備えを促す防災週間です。地震などの自然災害はいつ・どこで起きるか分かりません。

この機会に住まいや生活圏内も含めて危険個所を確認して備えたいと思います。



私たちが運営する子ども英会話教室ペッピーキッズクラブもお蔭様で30年以上に渡って

子ども達に英会話の楽しさを伝えてきました。長く事業を運営していると働く方々の環境や働くことの価値観も多様化します。

今回は働くことと幸福感との繋がりや成長に対する考え方をご紹介したいと思います。



どちらのタイプの方が幸福感を感じるでしょうか。1つは「好きなことを仕事にすることが幸せだ」と考えるタイプ (適合派)、

もう1つは「仕事は続けるうちに好きになるものだ」と考えるタイプ (成長派) です。

多くの職業研究によると、自分の好きなことを仕事にしようがしまいが最終的な幸福度は変わらないそうです。

適合派は最初の幸福度は高いのですが、現実の仕事との乖離を感じやすく今の仕事が本当に好きなのか

疑念が生まれて幸福度が下がりがちです。一方、成長派は仕事に思い入れや過度な期待が無い分、

仕事とはこんなもんだと思うことができトラブルに強い傾向があります。1年から5年の長いスパンで見た場合、

成長派の方が幸福度・年収・キャリアなどのレベルが高くなる傾向があります。



従来は、1つの専門分野を極めることが自己成長や社会貢献に繋がっていました。

変化が早く大きいこれからの将来においては、複数の専門を掛け合わせて希少性を高めることが必要になります。

マルコム・グラッドウェル氏はある分野で技能を磨いて一流として成功する目安として10,000時間の法則を提唱しています。

1日8時間の勤務だと約5年に相当します。また教育評論家の藤原和博氏は希少性を100人に1人の存在として

20代・30代・40代のそれぞれで希少性を得ることで100万分の1の希少性を得ることを提案されています。

この希少性はオリンピックのメダリストに匹敵するそうです。

私たちの事業である英会話学習も2,000時間が1つの目安と言われます。

私はこの2,000時間も10,000時間も本当に大切なことは長期間継続して学ぶための考え方や努力だと思います。

「好き」になったり当たり前の「習慣」にできたりすることです。

子ども達も働く方々も、この原点を大切にして成長に繋げてほしいと思います。

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